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花仙人の日記

〈 seed of earth 〉地球を自然のままに…

アングリーマーラ

サマサティ タロット osho
アングリーマーラ


4月8日はお釈迦さまが生まれた日といわれ、花まつりをして祝う日のようです。

今日はそんなお釈迦さま(ゴータマ・ブッダ)の弟子となった1人の日本でもよく知られているお話のカードの絵とoshoが講話でお話してくれた1部をご紹介します。


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あなたの狂気、あなたの否定性、あなたの破壊性を、あなた自身と他の人に対して用いるのをやめなさい。それはこれまでやりやすいことだったのです。破壊なら、子供にもできます。

今はもう、内側にあってまったくなじみのないなにかに向かいなさい。それには途方もない勇気、途方もない力が要ります。

あなた自身があなたの創造性を表現するのを許しましょう。
(これはカードの解説です。)

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以下はoshoの講話の1部です。


これはゴータマ・ブッダ(お釈迦さま)が殺人者を弟子にむかえたことを語った物語だ。

ほとんど狂っている人がいた。
狂っている殺人者だ。

彼は千人の人びとを殺すという誓いをたてて いた、社会が彼をひどく扱ったから、それ以下ではだめだった。

千人の人びとを殺すことで、彼は復讐するつもりだった。そして彼は、殺した人一人ひとりずつから指を1本取って、自分の首にかけるロザリオを作る--千本の指のロザリオ。

この誓いがもとで、彼の名前はAngulimalアングリーマーラ『指のロザリオをかけている人』になった。 

彼は999人の人びとを殺した。

アングリーマーラが近くにいることを知ると、人びとは誰もその方角には行かなかった。人の往来が止まったものだ。そして、彼には最後の人間を見つけるのがとてもむずかしくなっていた。自分の誓いが成就するには、あと1人だけでよかったのだ。

ゴータマ・ブッダは森に向かっていた。すると村から人びとが彼のところに来て言った。

「行ってはいけません!あそこにはアングリーマーラが、 あの狂った人殺しがいます!彼は思い直したりはしません、あっさりと殺してしまうのです。彼はあなたがゴータマ・ブッダだという事実を考えたりはしないでしょう。向こうには行かないでください!別の道があります…」

だがゴータマ・ブッダは言った。

「もし私が行かなかったら、誰が行く?
彼は人間だ。
彼には私が必要だ。
私は危険を冒さなければならない。 
彼が私を殺すか、
それとも私が彼を殺すかだ。」

ゴータマ・ブッダは行った。
最後の最後まで彼と一緒にいると言っていた彼のもっとも近い弟子たちでさえ、あとずさりし始めた。

これは危なかった!

だから、アングリーマーラが岩の上に坐っている、その丘にゴータマ・ブッダが近づいたときには、彼の後ろには誰もいなかった。彼は独りだった。 弟子たちは消えていた。

アングリーマーラは、この無垢で、子どものような人を見た。あまりにも美しかったので、殺人者である彼ですらその人に慈悲を感じた。 彼は考えた。

「この人は私がここにいることにまったく気づいていないようだ。そうでなければ誰もこの道を通っては来ない。」

さらに 彼は考えた。

「この人を殺すのは良くない。彼を行かせることにしよう、誰かほかの人を見つければいい。」

彼はゴータマ・ブッダに向かって叫んだ。

「戻れ!今そこで止まって戻るんだ!それ以上足を踏み出してはだめだ!私はアングリーマーラだ。 それに、見ろ、ここには999本の指がある。あと1本の指が必要なんだ--たとえ私の母が来ようとも、私は彼女を殺して自分の誓いを成就させる!だから近づいてはいけない。私は危険だ!それに私は宗教など信じていない…お前は非常に善良な僧、偉大な聖者かもしれないが、私はかまわないぞ。お前の指でも誰の指でもかまわないんだ。一歩も先へ進むな、さもないとお前を殺す。 止まれ!」

だがゴータマ・ブッダは行きつづけた。

そこでアングリーマーラは考えた。

「こいつは耳が聞こえないか、狂っているかだ。」

もう一度彼は叫んだ。

「止まれ! 動くな!」

ゴータマ・ブッダは言った。

「私はずっと前に止まった。
私は動いていない。

アングリーマーラ、お前は動いている。

私にはゴールはない…

それに、 動機がなければ、どうして動きが起こりえよう?

おまえが動いているのだ--

そして、私はお前に言おう、お前こそ止まるのだ!」

アングリーマーラは笑い出して言った。

「お前はほんとうにバカか、狂っているかだ。お前がどんな礼儀を心得ているのか私にはわからない!」

ゴータマ・ブッダは近づいて言った。

「お前にはもう1本の指が必要だと私は聞いた。

この身体に関するかぎり、私のゴールは達成されている。この身体は役に立たない。お前がそれを使うがいい。お前の誓いは満たされるだろう--私の指を切り落とし、私の頭を切り落とすがいい。

私は目的があって来た。これが、私の身体がなんらかの意味で使われる最期の機会だからだ。」

アングリーマーラは言った。

「私はこのあたりでは自分だけが気違いだと思っていた。が、賢くあろうとはしないことだ。それでも私はお前を殺すことができる。」

ゴータマ・ブッダは言った。

「私を殺す前に、一つのことをやってほしい--死んでゆく者の願いにすぎないが死んでしまえば朝日の中で光り輝く花を近くで見ることができなくなり、花の香りを感じることもできなくなるだろう--この花がたくさん咲いている枝を切ってほしい。」

アングリーマーラが剣を樹に振りおろすと、大きな枝が落ちた。 ゴータマ・ブッダは言った。

「もうひとつだけ--それをもう一度樹につけてほしい。」

 アングリーマーラは言った。

「お前が完全に狂っていることがもう私にはわかった。私は切ることはできるが、つなぐことはできない。」

するとゴータマ・ブッダは笑い始めて言った。

「壊すだけで創ることができないなら…お前は壊すべきではない。

破壊は子供でもできる、それには少しも勇ましいところはない。

この枝は子供でも切れる。

だがそれをつなぐには導師(master)が必要だ。

それに、もしお前に、枝を樹につなぎ戻すことができないのなら、人間の頭だとどうなる?

 お前はそのことを一度でも考えたことがあるのか?」

アングリーマーラの手から剣は滑り落ち目を閉じて言った。

「その道に私を導いてください。」

そして、その一瞬のうちに、彼は光明を得たと言われている。



気違いになるエネルギーをもっている人は、
光明を得るエネルギーももっている
--それは同じエネルギーだ。

向きが変わっただけだ。 

あなたが創造的になれなかったら、
エネルギーは破壊的になる。
 


from osho talks
oshoの講話より
THE MUSTARD SEED, pp.137-142


from osho transformation tarot
osho transformation tarotより


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アングリーマーラの本名はAhinnsaアヒンサです。


oshoはこう話します。

聖人のようにしていても、
殺人者であっても、
みな同じように光明を得る。


アングリーマーラと呼ばれたアヒンサは、ゴータマ・ブッダとの出会いによって、何かに『気づく』ことができました。


導師(master)は1人1人に対して、その人にわかりやすいように『気づき』を与えて『理解』へと慈悲深い愛によって導きます。


アングリーマーラとなったアヒンサはゴータマ・ブッダを一目見ただけで、彼の慈悲深い愛を感じ取ることができました。


深い愛の中で『気づく』ことができたアヒンサは、それまでの古い自分を捨て去り、本来の自分へ戻る生き方をはじめました。


その変容は一瞬でやってきます。


大切なことは、
過去でも未来でもなく、

『今』

自分がどう生きるか…なのですね。


アヒンサはアングリーマーラという過去を剣と共に落とし、ゴータマ・ブッダの花の1人となって生きました。


今日はそんな慈悲深い導師ゴータマ・ブッダが生まれたといわれる花まつりがある日です。


花仙人
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