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花仙人の日記

〈 seed of earth 〉地球を自然のままに…

お茶と覚醒 Awareness

お茶と覚醒 Awareness


日本には茶道もあり日本人は昔からお茶を飲むことを好みます。

日本だけでなく、お茶は古来より世界中で親しまれています。

お茶を飲むために時間を作ろうとします。

さて、今日は昨日に引き続きボーディダルマとお茶のお話のカードの絵とoshoが講話でお話してくれた1部をご紹介します。


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いつであれ自分が無意識に行動していることに気づいたら、やめなさい。ロボットになってはいけません。 エゴから行動を起こしてはいけません。

一杯のお茶を飲み、目を覚ましなさい--
それから覚醒をもって行動しなさい。
(これはカードの解説です。)

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以下はoshoの講話の1部です。


茶は覚醒を意味する禅のシンボルだ。

茶はあなたをより敏感にし、自覚させる。

茶を発明したのは仏教徒たちだった。何世紀にもわたり、仏教徒は茶を瞑想に役立ててきた。

確かに茶は役に立つ。

茶を一杯、強いのを一杯飲んでから坐って瞑想に入れば、少なくとも一時間は眠気を覚えずに目覚めていられる。あなたは、静かにゆったりと坐ると、必ず眠くなる。この眠気を避けるために茶は役立ってきた。

茶の話はボーディダルマ菩提達磨)にはじまる。ボーディダルマがインドから中国へと渡り、中国のTaと呼ばれる山で瞑想していたときのことだ。このTaから英語のTeaが来ている。

この山の名前はTa以外にChaとも発音されていた。インドでも茶は、Chai(チャイ)とかCha(チャ)と呼ばれる。


ボーディダルマは壁に向かって9年間瞑想していた。
彼は真に偉大な瞑想者だった。彼は十八時間にわたって瞑想するのを好んだが、これは実際大変なことだった。

くり返し、くり返し睡魔におそわれ、そのたびに目蓋が閉じかかる。

そこで彼は、目蓋を切って棄ててしまった。こうなったらもう眼を閉じる可能性はない。

この話は美しい。
そして、この目蓋が茶の最初の種となり、その種から生えてきた草木で、ボーディダルマは茶を、その葉を摘んで世界で最初の茶をたてたという。

茶にして飲んだ彼は驚いた。かなり長い間敏感でいられたからだ。このことから禅の人々は茶を飲むようになり、茶は非常に神聖なものになっていった。


禅の師が茶を出すというのは一つの比喩だ。

師は、「もっと目覚めよ」と言っている。

目覚めをすすめている、

一杯の目覚め(覚醒)を。


from osho talks
oshoの講話より
THE GRASS GROWS BY ITSELF


from osho transformation tarot
osho transformation tarotより


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昨日のボーディダルマと弟子のカードのご紹介でもお話しましたが、oshoは今の人々がマインドやエゴに偏ってしまった苦しみから自身を救うためには、禅が大変助けになると話しています。

インドのゴータマ・ブッダの教えをそのまま中国へと持って行ったボーディダルマによって中国の少林寺で生まれた禅は、瞑想により、自分の内側にあるマインド(思考)とエゴ(欲)を観照し、それらに「気づき」「手放し」、内側を空っぽにすることで、「本来の自分」である「源泉」を『思い出す』ことで光明を得て、無意識的から意識的になれ、エゴに無意識に振り回されるという苦しみから自分を解放できることを教えています。


ボーディダルマが壁面に向かって9年間も瞑想をしたこの少林寺は禅の発祥の地でもありますが、少林寺の武術である少林拳も有名ですよね。(少林拳少林寺拳法は別の団体です。)

この場所でボーディダルマは弟子との出逢いがあり、その後中国に広がった禅は、日本からやってきた僧たちによって栄西臨済宗を、道元曹洞宗を日本に広めたのだそうです。

中国の禅の僧たちはお茶の葉を煎じて飲まれていました。

お茶のはじまりの詳細ははっきりとはしていないのだそうですが、今日ご紹介したボーディダルマのお茶の逸話はインドでも中国でも残っています。

また、中国の神農皇帝が小川のそばで湯を沸かしていると、その釜の中にお茶の葉っぱが3枚舞い降りてきて、よい香りが漂いさらにおいしい飲み物であったことを発見し、人々にもそれを広めたと言われています。そして『お茶は気分が高揚し、歓喜を与える』と医学的な効用があると伝えたというお話もあります。


禅を日本に広めた1人の僧である栄西が記した「喫茶養生記」によると、お茶は薬効として健康によく、また瞑想をすると眠くなるので僧たちにとっては眠気を払うものでもあると記されているようです。

お茶はコーヒーと同じでカフェインが含まれていますよね。確かに眠気を覚ましてくれます。

眠気を覚ますカフェインだけでなく、お茶の葉っぱにはカテキンなどのポリフェノールが多く含まれているので健康によいと言われています。

中国でも日本でも禅寺では、僧たちの目を覚ますお茶は修行の1つとして存在しており、禅寺には茶園がありお茶の栽培も「作務」の一つとして行われていたようです。


日本ではテレビアニメでも有名な一休さんの一休禅師がお茶をたしなむお話が残っています。

お茶は、禅が日本に広められる以前から日本には存在していました。

そのお茶を、現在の茶道に近づけたのは侘び茶の創始者である村田珠光で、この珠光は一休禅師のもとで体験して得た禅の教えを茶道に取り込んだそうです。

『仏法も茶の中にあり』

茶の形式よりも茶のかかわりかた、心構えを重視されたそうです。

『酒色をつつしみ、我執、我慢をせず、
万事に気遣いし、茶会、茶事は一生に一度の会と心得よ』

珠光、紹鴎、利休は禅寺にて修行を行ったそうです。


わたしは茶道には詳しくはないのですが、植物療法を学んでいるのでハーブティーやその他のお茶にも興味があり、お茶の歴史を見てみると、禅と繋がるのでした。


禅や茶道のお茶のたしなみ方は学んだことがないため無知なわたしにはよくわかりませんがσ(^_^;)

難しいことはさておき、お茶を飲む時は、ふぅ〜と軽く息をはいて、なんだか頭の中が空っぽになり、のんびりゆっくりとした気分になる感じがしてとても好きなことの一つです。


以前、忙しそうにして疲れていたとーちゃん仙人をつれて自由が丘にあるお茶の専門店で緑茶をゆっくりのんびりしながら飲んでいました。

すると、30〜40分くらい経つと、とーちゃん仙人の顔のむくみがなくなりスッキリした感じになり、顔色も血色がよくなりほんのりピンクになりました。その様子を黙って見ていたのですが、とーちゃん仙人が、

「なんだか疲れがとれたみたい。身体が楽になった。」

と言うのです。それで、顔のむくみや顔色の変化を伝えると、自分でもそれがわかる、と話しました。

「こんな風にゆっくりお茶を飲んだことはなかった、今まではただがぶっと一口で飲んでいたから。」

と言いました。

茶道は日本のものだけど、日本のビジネスマンはお茶をゆっくりのんびりしながら飲む時間がないんだな〜となんだか悲しくなりました。

でも、座ってゆっくりお茶を飲むだけで、こんなに変化があるのを目の前で見たら、お茶の専門店でもあるのでお店の人にもそれをすぐに伝えてしまいました(-_^)

お店の人も大変喜んでくれました。

お茶の効果は確かにあります。

人間の心も身体も一定ではなく、変化や変容するものなんですよね(-_^)


お茶を飲むというのは、身体の健康にももちろんよいので、がぶっと一気に一口で飲んでも確かに成分は身体に吸収されて効用はあるとおもいますが、アニメ一休さんが言うように、

「一休み、ひとやすみ」

というような身体と心の両方が一休みするためのお茶の時間であるようにも思えます。


頭がマインド(思考)でいっぱいになり、いつもフル回転させて脳神経を疲れさせてしまうと、脳にある自律神経のバランスが崩れ、内臓をバランスよく働かせる司令塔である自律神経のバランスが崩れると、全身が不健康街道まっしぐらに走り病気になります。


まずは、「一休み、ひとやすみ」

ふぅ〜と一息軽くはき、
頭の中を空っぽにして、
ゆっくりのんびりとお茶の時間を楽しむのも
成分を吸収するだけでなく、
脳の自律神経のバランスをよくし、
全身が健康なバランスのよい状態に早くもどることになると思います。

不健康街道からの離脱です(-_^)


なんでも飲み過ぎ食べ過ぎは身体に無理があるので、適度に心地よい感じで、お茶をゆっくりのんびりと楽しまれるとよいかもしれません。


病は気から…


禅の修行のことは体験したことがないのでわかりませんが、
禅の瞑想は私の10年以上の体験からわかったことは、心の苦しみのもとであるマインド(思考)やエゴ(欲)をなくして空っぽにすると、頭は休まり、心も身体も健康になれますよ、という人の健康と至福へ導くものだと思います。

そしてお茶も。


日本人には禅もお茶も昔から馴染みがあるので、わかりやすいものかもしれませんね。


難しく考えず、頭を空っぽにして、
シンプルに、楽しく、
このゴールデンウィークをゆっくりのんびりとおすごしください(-_^)


瞑想と愛 (^-^)  meditation & love


sammasatiサマサティ(正しく想起する  right remembrance)


花仙人



このカードのお話はoshoの講話『The grass grows by itself』で話された1部のもので、日本語に翻訳された『草はひとりでに生える』の本も出版されています。
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この講話でoshoは禅について、そしてたくさんの禅師についてわかりやすく丁寧にお話しています。

このカードのお話はこの講話の中の一休禅師とその一休禅師に入門を望んで京都の大徳寺を訪れた蜷川新左衛門のお話の中でoshoが茶について話されたものです。もっと詳しく知りたい方は本か英語のPDFダウンロードで読むこともできます。

”The Grass Grows By Itself”

Talks on Zen, Talks given from 21/02/75 am to 28/02/75 am, English Discourse series, 8 Chapters, Year Published : 1976

英語のPDFダウンロードはこちら。




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