花仙人の日記

〈 seed of earth 〉地球を自然のままに…

「今」を楽しく生きる夫婦の実話

「今」を楽しく生きる夫婦の実話

過去の痛み=未来の不安


タントラのお話をご紹介していますが、

サラハやスクナータのような恋に昇る
魂の恋愛が『今』の自分にはできないのでは…

というマインド(思考)が頭の中でぐるぐるしているかも?しれません。

できないことはありません(^-^)

無理やりではなく、
心地よくワクワクするのならば、
タントラの恋愛を楽しく体験なさってください。

信頼できるパートナーと一緒に(-_^)


しかし、
恋愛をすることを苦痛に感じている人達も実際にいます。

無理なことはおすすめしません(-_^)

嫌なことは無理をしてしなくていいのです。

なんでも自分に心地よく感じる選択を、
『今』するという「自由」でいいのです(^-^)


それと、
現世の自身の人生の学びでは恋愛や結婚の学びが必要ではない人もいます。すべての人が恋愛や結婚をしなくてはならない…というきまったルールはありません。独りで生きる人生の学びの人もいますから。その場合も無理に恋愛や結婚をしなくてもいいのです(^-^)


1人1人みな違う人生の学びがありますから、

なんか違うな…と違和感を感じることはしなくてもいいのです。

自分が心地よいと感じるペースで、

自分が心地よいような自由でいいのです。




恋愛や結婚には憧れているけれど、
恋人や友達との関係がなぜかいつもうまくいかない…

または夫婦関係がなぜかうまくいかない…

という悩みを持って苦しんでいる人達はたくさんいます。


みんなに好かれたい…
嫌われたくない…
人間関係がうまくできるようになりたい…

そんな風に思うことにより、
「本来の自分」を隠し
「偽りの自分」という仮面をかぶって生きてしまうこともあります。

でも、結果的に、
「偽りの自分」の仮面をかぶって生きることの方が人間関係がうまくいかなくなったり、
「偽りの自分」を演じることで緊張感がつねにあり疲れて切ってしまったりして、悪循環になったりします。

思い切って
「偽りの自分」の仮面を捨てて、
「本来の自分」のまま生きる方が、
なぜかあらゆることが、
問題なくスムーズにうまくいったりします。

「本来の自分」は演じる必要がないので、自然体でリラックスでき無駄に辛くなったり疲れたりしません。だから、失敗やもめごとが少なくなっていきます。

「本来の自分」のまま生きることは、
苦しみから解放されて、
周りとも自然な関わりを持て、
自分を自由にします。

『今』を楽しく生きれるようになります。




それと、

人間は、

「過去」にあった出来事によって傷ついた「痛み」を、

『今』も傷が癒されず痛むことによって、

「未来」でもまた同じような苦痛な出来事があるのではないか?と「不安」に思ってしまいます。

すると、
「過去」と「未来」に気持ちが常にあり、
『今』を十分に楽しく生きることができない辛さがあります。

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以前知り合いの男性からこのような相談を受けました。この方の了承をこころよく得ましたのでご紹介しますね。


「過去」に恋人の女性から暴力を受けたショックと心に負った傷が、

『今』もまだ癒されないまま痛み苦しく、怒りもあり、

「未来」でもまた同じような苦痛な出来事が起こるのではないか?と思い、

『今』は誰かと恋愛をしたり恋人を持ったり結婚したりすることが不安で、女性すべてを恐いと思ってしまう。また女性すべてに不信感を持ってしまい、怒りと憎しみの気持ちを持っているから素直に恋愛ができない…。


この方は大変苦しそうでした。
無理に新たな恋人を今すぐつくる必要はないし、
ご両親がお見合いをすすめても、無理なことはちゃんとお断りをして、
『今』は心の傷が癒されることを1番に大切にしましょう、とお話しました。


その後1年ほどして、新たな女性とお付き合いをすることになりました。

しかし、今度はちょっとした意見の違いがきっかけとなり自分が女性を殴ってしまい、自分でも驚いたし、その女性に申し訳ないし、また暴力を振るうかもしれない自分が恐い…とその男性は言われました。


「過去」のその心に負った傷が癒されないまま今だに痛く苦しいならば、

『今』の恋人に対して、
その女性が自分に何か酷いことをしたわけでもないのに、
自分のマインド(思考)の中に女性に対する不信感や怒りや憎しみなどがあるため、
無意識に女性を恐がったり疑ったり怒りをぶつけたりまたは復讐心を持ったりすることもあります。

そして、嫌われたくない、暴力をふるわれたくない、と思い、「本来の自分」を隠し抑圧して、ものわかりのよいいい人という「偽りの自分」の仮面をかぶって演じてしまい、「本来の自然な自分」を抑圧するストレスが怒りとなり、ある日その内側に溜まりにたまった怒りが吹き出してしまうこともあります。


怒りをぶつけたり復讐心を向けている相手は、
心に負った傷が作られた原因である、

「過去」に自分に暴力をふるった恋人の女性に対してなので、

『今』の恋人の女性ではないはずなのです。


しかし、
同じ「女性」というだけで、
新しい恋人の女性だけでなく、
直接自分になにもしていない女性達すべてに対して無意識に酷いことを言ったり嫌な態度をとってしまうこともあります。


この男性は「過去」の恋人の女性に暴力をふるわれるまでは、すべての女性に対する不信感や恐怖心や怒りなどもなく、「本来の自然な自分」で女性たちと自然体にお話したりするなどして関わることができていました。


「過去」のその暴力をふるう恋人の女性とわかれてから1年ほど経ってから新たな恋人の女性とお付き合いがはじまりましたが、どうやら、この男性の「過去」に負った心の傷は『今』だに癒されてはいなかったようです。


新たな恋人の女性に正直に事情を話すと、彼女はこの男性の心の傷が癒えることを1番に大切に思ってくれ、傷が癒えるまで待ちます、と言いました。


そして、この男性は本格的に心の傷を癒すことにしました。

同じ苦しみを繰り返さないためにも。




心の傷も肉体の傷も癒し方は同じです。

肉体の傷は、傷の中にある膿が自然に外側に流れ切ったら、その傷は自己治癒力によって自然に閉じて癒えていきます。

心の傷も、傷の中にある膿、この場合はネガティブなマインド(思考)と感情ですが、それを自然に外側に流し切って、内側が空っぽになれば、その心の傷は自己治癒力によって自然と癒えていきます。


心の傷の膿は、時間が経ったからといって、消えてなくなるものではありません。

傷に『気づき』、膿を『出してなくす』という「癒し(治癒)」が必要です。


癒しで1番大切なことは、
肉体の傷も心の傷も、
自分の本能の一つである自己治癒力を信頼して安心することです。

必ず自分で自分を癒すことができるので、それを信頼することです。

人間が生まれもった本能ですからできるのです。


誰かが助けてくれるのを待ち続けていても、傷は癒されません。

心の傷は自分以外の誰にも見えない自分の内側にあるので、自分以外その傷に『気づき』癒すことはできないのです。

肉体の傷は他者が触って治癒できるのですが。



心の傷の膿の出し方は、
その傷の痛みや苦しみを内側から外側に流し出すことですが、

書き出したり、
誰かに話して吐き出したり、
怒りを枕やクッションを叩いて吐き出したり、
海や山に行って思いっきり大声で叫んだり、
etc…

または、
瞑想をして、その怒りを『観る』のです。
怒りを『観る』と、不思議と怒りはふっと消え去ります。

このことからもわかるように、
怒りは本来の自分ではありません。

ですから、「怒り」と「自分」が同一化しないようにしましょう。

自分の内側にある怒りから「目をそらして」見ないようにしたり、「無視」をすると、怒りは内側でどんどん膨れて大きくなっていきます。

大きくなればなるほど、その怒りの強さは増し、自分の意識ではそれはコントロール不可能になり、怒りの力に抗えなくなり、怒りに任せて行動してしまいます。暴れたり暴力をふるってしまいます。


暴れたり、暴力をふるうというのは、自分の内側にある怒りがもうこれ以上内側にはいたくはなく、外側に出て解放されたいと、必死に願い訴えているものです。

怒りは悪くないのです、ただ外側に出て自由に解放されたいだけです。ですから、怒りを抑圧することは苦しみとなるのですね。

怒りを健全なやり方で外側に解放してあげることは優しさです(^-^)


怒りが自分の内側に生まれたら、
怒りと自分を非同一化し、
まだ小さいうちに早めに外側に流し出すか、
瞑想をして怒りを『観て』消し去ります。



一つ気をつけることは、
その怒りを他者へとぶつけないことです。

たとえそれが暴力でなくても、言葉や態度であっても、他者へ放った怒りのエネルギーは必ず自分へと再びはね返ってきます。

自分と他者の両方を傷つけてしまいます。

そして、怒りの負の連鎖がはじまります。
それは、エンドレスに続いていきます。

人間関係は悪化する一方となります。

最後には殺人になる場合もあります。



この男性は、
枕やクッションに怒りを吐き出すことと、
瞑想をして怒りを『観て』、
自分の内側から外側へと怒りを出して解放しました。

半年ほどそれを続けたある日、
自分の内側に溜まっていた怒りがないことを感じ、とても心が静かに穏やかになり、新たな恋人の女性に会っても、もう暴力をふるわない自信を持てたので、待っていてくれた恋人の女性と再びお付き合いを再開されました。

恋人の女性と再びお付き合いがはじまって気づいたことは、
自分が女性に暴力をふるってしまうかもしれないという恐怖心もありましたが、女性から再び暴力をふるわれるかもしれないという恐怖心も同時に消え去っていたことでした。


過去の痛みが消え去ると、
未来への不安はなくなります。
そして、
今を楽しく生きることができます。


この男性はそれを体験を通して理解しました。

自分の癒しを1番に大切に思ってくれ待っていてくれた女性に感謝しました。


偽りの自分の仮面を捨て去り、本来の自然な自分のままであることをお互いに素直に受け入れ、

過去の痛みを解放し、未来への不安を手放した、

困難な状況を2人で乗り越えたこのお2人は、
ハートとハートの愛の絆が深まったようで、
『今』は結婚されて子供たちと家族を育んでいます。


そして、夫婦そろって、毎日の暮らしの中に起こるあらゆる出来事により怒りが溜まるとクッションを叩いたり、瞑想をして内側にある怒りを『観る』ことをして、小出しに怒りを出したり消し去っているそうです(^-^)


夫婦の関係だけでなく、周りすべての人達との関係も問題ないそうです。



このお2人は、怒りが生まれたり溜まるのは、

○他者のせいではなく、

○自分がその怒りを上手に扱えなかったり、解放したり、消し去ることができないせいだ、

という基本的なことを、
「体験」を通して『気づき』『学び』理解しました。


過去の恋人の女性からの怒りの暴力を、おもわず、新たな恋人の女性へとぶつけて、怒りが連鎖していくところだったのですが、

お互いに正直に話し合い、
怒りの解放や傷を癒すことをして、

怒りの連鎖の鎖を自分で最後にして断ち切りました。

この男性から続く怒りの鎖はもうありません。

この男性は「怒りを愛に変容」して、自分を本当に大切にし愛してくれる女性と結婚し至福な家族を2人で築いています。


こういう夫婦も実際にいらっしゃいます。


この2人が自分たちのチャレンジを克服して得たギフト(宝物)は、


『他者のせいにはしない。

自分の心の状態には自分で「責任」を持つ。』


という「自立した心」と「思いやる優しさ」という強さでした。この強さは愛です。


それは、
自分の身体の体調管理は自分で「責任」を持つ、
ということと同じです。


自分の心と身体の健康管理は自分で「責任」を持つ。

他者に責任をなすりつけたりはしない、
それは、
他者に対する「思いやり」でもあります。


恋人や夫婦だけでなく、友達でもそうですが、人間関係はこのような基本的な「思いやり」がなくては、必ずよい関係は持てません。


心の状態も身体の状態も、
他者に責任があるのではなく、
自分に責任があるのですね。


心と身体の状態は自分で管理できるものです。

これも心の自立です。
心が他者に依存しない自立。


この男性のように、
自分で自分を癒すことはできるのです。


この男性の場合は、過去の恋人の女性からの暴力が傷の原因となりましたが、恋人だけでなく、母親、祖母、姉妹、先生、社員、友達、などの場合もあります。


今回は男性の体験をご紹介しましたが、女性でも過去の恋人の男性や、父親、祖父、兄弟など、男性とのショックな出来事が原因で心に傷を負って、『今』を苦痛に感じて生きている女性たちもいらっしゃいます。


女性も男性も同じように、
自分で自分を癒すことはできます。


瞑想は自分の心と身体の陰陽の二元性のどちらかの両極に偏ってしまったアンバランスな状態から、再びバランスをとるために自己管理できる一つのツールでもあります。


瞑想は自分の心地よいペースで癒しをすすめていくことができます。無理がなく自然です。


過去に痛みが生まれたから、
未来もそうなるのでは…と不安になります。

そうなると、
過去と未来にばかりマインド(思考)があり、
『今』この瞬間を十分に楽しんで生きることができなくなり、
不満ばかりがつのります。不健康になります。


『今』この瞬間を十分に楽しんで生きる健康的な生き方ができるためにも、

「過去」の傷の痛みや苦しみを癒してなくすことは大切なことです。



ご紹介した男性の体験からもわかりますが、

○過去の痛みがなくなれば、
未来の不安もなくなる。

○ネガティブマインドでもなくポジティブマインドでもなく、その真ん中のノーマインドの中庸にあることで沈黙の至福感がある。

すると、
『今』を楽しく生きることができる。

この男性夫婦のように、
真の愛を体感して生きることができる。

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(この図のお話は、oshoの講話「あなたが死ぬまでは」より抜粋)



なんでもそうですが、特に癒しは、
自分の心地よいペースでいいのです。

マニュアルやルールに無理に従う必要はありません。

心と身体が心地よく感じる自由なペースで癒していいのです。



正しく想起する、

sammasatiサマサティ(right remembrance)


瞑想と愛 (^-^)  meditation & love


『The last word of Buddha was, sammasati. 

Remember that you are a buddha – sammasati.』



花仙人



わたしが描いた図の詳しいお話は、oshoの講話「あなたが死ぬまでは」にあります。日本語に翻訳された本もあります。

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英語の講話「until you die」のダウンロードPDFはこちらです。



花仙人